変形性膝関節症でお困りのあなたへ
こんなお悩みはありませんか?
- 軟骨がすり減ってほとんどないと言われた
- 膝の曲げ伸ばしが痛い
- このままだと人工関節だと言われている
- 油が切れて関節がギシギシしている感じ
- 手すりを使わないと階段が昇れない
- O脚のように膝が広がってしまっている
- 家族や友だちと旅行に行きたいけど、歩くのがつらいのであきらめている
どういう症状か
変形性膝関節症は、膝の関節にゆがみがあり、関節を動かす際に引っかかりや痛みが出る症状です。
変形性と診断された場合は、関節の間にカルシウム質が付着して突起状になり、炎症を起こしてしまっている状態でより重症と言えます。
膝の関節は、2本の大きな骨と、半月板と呼ばれる軟骨、後十字靭帯や前十字靭帯といった靱帯で成り立ちます。
変形性膝関節症では、半月板がすり減ってしまっていたり、靱帯を痛めてしまっている状態から、更に関節に負担が掛かって骨に突起ができてしまいます。
その為、膝回りが腫れたように大きくなったり、膝関節を十分に曲げ伸ばしできなくなるケースがほとんどです。
治療法としては、ヒアルロン酸の注射や人工関節にする手術を進められることが多いようです。
原因
変形性膝関節症の原因は、年齢のせいではありません。よく「もう歳だから仕方ない」と言われることが多いですが、実は年齢関係なく改善できるのでご安心ください。
変形性膝関節症の原因となるのは次の3つです。
①骨盤のゆがみ
まず、一番の原因となるのは骨盤のゆがみです。
骨盤がゆがむと体重を腰で支えられなくなり、代わりに脚に負担が増えてしまいます。更に、骨盤のゆがみ方に左右差があると、片方の脚で体重のほとんどを支えることになるので、関節が耐えられなくなり、変形性膝関節症となります。
②歩き方のクセ
歩き方ががに股のようになっていたり、反対に内股で歩くクセがある人は、膝の関節を捻って歩くことになるので、半月板がすり減りやすくなり、結果的に関節が変形しやすくなります。
また、靴の選び方や杖の突き方によっても進行することがあるので、注意が必要です。
③筋力の低下
歩いたり階段の上り下りには、身体を支えられるだけの筋肉が必要です。それも、脚の筋肉というよりは、体幹を支えるお尻やお腹の筋肉が十分に使えているかどうかが大事です。
年齢を重ねると筋力が弱ってしまうと言いますが、体幹の筋肉は太いので高齢になっても十分に働いてくれます。普段から体幹の筋肉を使う身体の動かし方をしているかどうかが大事なってくるので、体操や姿勢を意識することが大切になってきます。
当院での改善方法
これらの3つの原因に対して、その人の状態を診て、特にどこに手を入れる必要があるかを判断しケアしていくことで、変形性膝関節症であってもまた楽に安心して歩けるようになります。
関節を無理に曲げ伸ばししたり、注射を打ったり、手術をしなくても支障なく生活できるようになりますし、しっかりと筋力を取り戻せば旅行やスポーツも楽しめるようになります。
大切なのは膝だけを診るのではなく、骨盤や全身の動かし方を総合的に判断していくことです。
メッセージ
お膝の痛みがあると、歩くのが大変になります。買い物に行ったり、友だちと会うのも一苦労になります。
その事で日々の生活が色あせてしまうことがないように、変形性であってもしっかりとケアをして、楽に歩けるようにしていけるのでご安心ください。
高齢であっても身体の仕組みは同じです。
諦めてしまう前に、是非ご相談ください。ご連絡をお待ちしております。